あるサイトで、薪と何かを物々交換しませんか?という投稿を見て、すぐに連絡をとってみた。
うちがどういった仕事、暮らしをしているのか、またどのくらいの薪を年間必要としているのかを自己紹介として書いて、どんなものとの交換を希望しているのかを聞いてみた。
すると、希望はお皿とかティッシュペーパー、日用品です、と。
え?
商売柄、使ってないお皿も、買い置きしているティッシュもそれなりにあるけど、そんなものでいいの?
さすがにそれでは、と思って、何かうちが提供できるものはないかと考えてみた。
あ、お米だ。
そう伝えてみると、「お米嬉しいです」と。
ということで、軽トラ1杯の薪と玄米5kgを交換することになった。

こちらは造園屋さんで、伐採した木の処分に困った結果、薪にして物々交換にしようということになったらしい。
そこで、物々交換を思いつくのがセンスあるなぁ。
そして、今週中にこの場所を空けなくてはいけなくて、できれば残り全部持っていってもらえないか?とまさかの展開。
交換品はプラス玄米25kgで、と。
25kgは中途半端なので、30kgで交換することになった。
翌日、今度はハイエースで訪問。

合わせて約5立米。
どちらも過積載に見えると思うけど、乾燥薪だし、3分の1は杉などの針葉樹なので容量ほど重さはないのでどうか訴えないでね。
それにしても、お米の力よ。
何かの拍子に物々交換の世の中に変わったとしたら、最強の交換アイテムの一つがお米なのかもしれない。
お米不足が解消されるのがいちばんだけどね。
ということで、今日の田んぼはこんな感じ。

何もなければ、1ヶ月後くらいに収穫かな。
楽しみです。

前後2列なのでここだけで約6立米。
奥にある薪棚も合わせると約10立米。
冬の支度ができた。
冬の陽がほらを楽しまれる方は、どうぞ気兼ねなく薪ストーブやティピーで薪を燃やしてください。
そして、炎を見ながら、薪がここに来たそのさまざまなプロセスにも思いを馳せていただけると、より楽しんでもらえると思います。